バイナリログ

MySQL を --log-bin オプションを付けて実行することでバイナリログが取れる(InnoDB の場合).設定ファイルで有効にすることも出来る.

バイナリログの指定方法(MySQL 起動時に行う方法)

--log-bin=hoge とする.
hoge絶対パスでない場合は,データディレクトリにファイルが作成される.絶対パスの場合は,指定の場所に作成される.

$ mysqld_safe --log-bin=/tmp/mysql-log/xxx
$ ls /tmp/mysql-log
xxx.000001  xxx.index

バイナリログの指定方法(設定ファイルから行う方法)

※設定ファイルを /etc/my.cnf とする.
↑のように /tmp/mysql-log/xxx と指定するには,/etc/my.cnf を次のようにする.

$ vi /etc/my.cnf
---
# binary logging - not required for slaves, but recommended
log-bin=/tmp/mysql-log/xxx
---

その後,MySQL を立ち上げると指定した場所にバイナリログが作成される.

# /etc/init.d/mysql.server start
# ls /tmp/mysql-log
xxx.000001  xxx.index

ログローテーション

コマンド MYSQLDUMP を実行するときに行う.MYSQLDUMP のオプション --flush-logs を指定するとローテーションする.

不要になったログの削除

コマンド MYSQLDUMP を実行するときに行う.MYSQLDUMP のオプション --delete-master-logs を指定すると不要なログを削除する.

バイナリログの停止方法

MySQL を --log-bin オプションを付けずに立ち上げればよい.